又、試合に出た。 もうトーナメントはしんどいので、基本的にワンマッチにしか出てない。 正直、今回は辛かった。 9月の上旬から会食が続き、しかも子供の風邪をもらって、前日まで寝込む始末。 2週間近く、スパーリングどころか、ジョギングすら出来ないまま、試合当日を迎えた。 流石に、ここまで準備せず試合に臨むのは初めてだ。 しかも、熱出してヒーヒー言ってる最中に、二試合して欲しいとのオファー。 つーか、この時点で既にワンマッチじゃない。 しかし、山下泰裕や松井章圭も言っている。 自分が最悪の状態で、相手が最高の状態を想定し、それでも負けない戦い方とは何か。 それを常に意識するのが武道である。 と(笑)。 で、オファーを受けることにした。 因みにオレは、事前にどういう戦い方をするかを、(意外と?)細かく考える方だったりする。 今回は風邪と準備不足でスタミナが持たない可能性が大だと判断。 乱戦は苦手でもないものの、組むとスタミナをロスするので、とにかく組まない事を第一に。 いつものように連打で突っ込むと、自分より背の高い相手には首相撲に持ち込まれるだろう。 結果組み合ってしまうので、距離をとって単発の打撃でポイントを稼ごう。 相手は二人とも、ムエタイ・スタイルが得意な吉祥寺支部所属だった為、ミドルとテンカオを中心に攻めてくると予想。 とりあえず、相手に左ミドル出させて左のパンチを合わせよう。 そう考えて、ほぼ鼻呼吸が出来ない状態で会場入り。 喉は痛いし、頭はぼーっとしたまま。 で、実際の試合はというと。 一人目は、予想に反して蹴ってこない。 どちらかというと、パンチ狙いで間合いを詰めてくる。 距離を保って、下がりながらの左フックが結構当たった。 ただ、「効果」以上のポイントがないと、自動的に引き分けになることを当日まで知らなかったオレ。 コツコツ当てて、ポイントアウトすることが不可能な為、単発で当てながら、それでも倒そうと全弾フルスイング(笑) 。 結果、効果を取って一勝。 試合後、左拳はパンパンに腫れ上がっていた。 そして二試合目。 インターバルは僅か3試合分。 当日気づいたが、トーナメントよりかえってインターバル短いのでは・・・? で、二人目も全く蹴ってくる気配がない。 更には不用意に入ってくることもなく、こちらと同じくカウンター狙いの様子。 今回は、悉く予想が外れる。 お互い、相手に技を出させて、パンチを当てようとしてるので、延々と睨み合いになってしまった。 今思えば、この後は試合も無く、スタミナもロスしていなかったので、作戦を変更して乱打戦に持ち込めば良かったのだが・・・。 一試合終えて完全に頭と心のスタミナを失っていたオレは、頭を切り替えられず、消化不良のままズルズルと引き分けてしまう。 体力的にも経験的にも勝っていた筈なのに、何であそこで打ち合いに行けなかったのだろう。 元々打ち合わない作戦を立てたのは、短時間で二試合するからであって、二試合目でスタミナ温存しても仕方が無い。 作戦とは別のところで、「勝つ」という強い気持ちが持てなかったと言うことだろう。 情けない。 オレはまだ弱い。
by hidetoshi_ota
| 2008-09-25 22:49
| 格闘技
|
カテゴリ
以前の記事
2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||